ここでは、サイトに載せてる漫画MESSIAH of ARKの描きかたをば。
元々、Web用に描いたものじゃないので、やりかたが粗いです。間違ってます(苦笑)
例によって、アイディアとセリフと場面の順番らしきものを、そこらの紙になぐり書き。
・・・で。その後、コマ割りします。
少年漫画の週刊誌が1話につき、16~20ページなのでそれくらいで収まるように、無理矢理にセリフやコマを削って縮めます。
いつも、縮めてカットしてこれかよ・・・って感じ(汗)
漫画に出てくるウサギ型ロボットのUSA-28の設定と、先に漫画を見てもらった友人からのありがたしな提言。そのへんにあったJリーグのメモに書かれています・・・
思いついたキャラ設定などを、こうして唐突に書いているため、その紙が行方不明になることも多々(泣)
最終的には、自分の記憶が頼り。
100均のノート無地ノート使用。友人に見てもらうためと、見開き確認やページごとの紛失予防です。
最初の頃は大学ノートに描いていたため、罫線入ってて見づらいし編集しづらいしで、そりゃもう(泣)
雑ぃコマ割り表を見ながら、ノートにコマ割ってきます。まだ下描き?なので、薄~く描いていきます。というか、ペン入れとかせずに全部シャーペンで描いてます。どうせデータ化するときに、線を濃いめにするので。
見開き段階で、一番見せたいコマを大きい範囲でコマ取ります。
これでいうと、左ページの最初のコマ。
・・・で。
なんやかんやで、こんな感じ。(超省略)
背景・小物など、ほぼフリーハンドなのがいかがなものか(汗)
コマ枠線の横線およびコマ割りが、次ページおよび前ページと同じにならないように気をつけます。ページめくったときに切り替わった違和感をつけるためです。
本当はもっとコマは大きくしなきゃいけないんだが(逃)
パソコンのスキャナーで、1ページごとに保存していきます。
画像を取り込んだら、Photoshopで加工していきます。
この段階で主にすることは、線を濃くしたりする線画変換、Webに適したサイズ変更、画像の細かい汚れをちまちまと取る、画像を線画化、などの加工。
あと、吹き出しの中の文字も全て消します。吹き出しの線は直したり直さなかったり。
左はスキャナでとりこんだままの画像。右が二階調に変換後。
線の滑らかさは失われますが、余計な線が消せたりだとかゴミ取りが楽。
枠線だけは引き直しまーす。吹き出しの文字も入れていきまーす。
書体は以前はゴシック体、最近は新コミック体というものを使っています。大きさのノーマルは画像の解像度が低いので、10~12.5ポイントあたり。
人物名・固有名詞、難読漢字などには、必ずふりがな(ルビ)入れします。
時間と心の余裕があれば、文字間の調節(カーニング)をしたり、文字がツブれたところを修正したり。これは、完全に前職の職業病です。こんなの、アップにしないと分からないのに(苦笑)
というか、これが一番時間かかっちゃう作業。やめれば、効率はアップするはず。気になることをコストカットする甲斐性もなく(笑)
※現在は良きソフト(といってもPhotoshop一択)なので、文字修正はほぼありません。
アナログ派なのに紙上で描く漫画ではトーン貼りと呼ばれる作業。それを、Photoshopなのでグレーで着色しています。白・黒・それと3種類の濃さの違うグレーを重ねて塗るだけ。
自分の残念なトコは、キャラの配色表を全く作成してない!!
なもんで。久しぶりに登場したキャラとかは「あれ?どんな色で塗ってたっけ?」って前回登場話を探す始末。
・・・何故、タブレット付属の漫画ソフトを使用しないのかって?
即答。Photoshopは前職で使ってたから感覚で使えて、ソフトを新たに覚えるのが面倒だから(ずぼら)
これまた時間かかるのに・・・
文字同様に、絵のツブれたとこ修正。気持ち程度かつ自己満足ですよ、ホント(苦笑)
見開きにしたときの前後のページの濃淡のバランスを考えつつ、あれこれで仕上げます(説明がざっくり)
できるだけ黒くしたいんですが、影とかあまりつけたくないタイプ(知らんし)
トータルの所要時間は、聞いたらあきまへん。亀です。カタツムリです(泣)
お疲れ様でした!!
なんつーか、一番言いたいことは「マネすんな!!ちゃんと漫画ソフト使ったほうがいいぜ☆」です(おい)
こんな作品でよかったら、連載中のMESSIAH of ARKを見てくださいー。
読切漫画のほうは、投稿用が多いのでアナログ描きがほとんどです。今回紹介した描きかたとは異なりますので、その違いも見て楽しんで粗探ししてみて下さい(苦笑)
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